お風呂から上がり、寝る支度をして、私はベッドの上に倒れ込んだ。
窓のカーテンの隙間から、月光が差し込んでいる。
月も、だいぶん、傾いたことだろう。
やつのにやにや笑いが、思い出される。
部屋の中に充満した気配が、なかなか消えない。
やつが帰ったあとは、いつもこうだ。
軽く苛立ち、思考を強制的に遮断する。
天井を見る。
そのまま目を瞑り、天井の上の、屋根の向こうの、遥か遠く、星空を想った。
天球に散りばめられた星たちは、各々、音楽を奏でる。
それは、人が、決して聴くことのできない音楽。
ベッドに沈む。
身体の感覚を切り。
次第に境界線がなくなっていく。
私は、両腕を広げ、真っ直ぐに堕ちる。
透明となった、空に。
堕ちる。
堕ちていく。
風圧が。
手足の自由を、冷たく奪う。
ぐんぐん加速。
やがて。
大気圏を、突き、抜ける。
…………。
覚醒。
気が付くと、辺りは無音だった。
右手に地球。
目の前には、月。
私は月へと引き寄せられる。
月は近づくに連れて小さく、小さくなり。
手が触れる。
私は、その球体に腕を回し、頬を寄せ、目を閉じた。
ああ、私の……。
いつの間にか、その表面は、全てのものの浸入を拒む滑らかな鏡となった。
私は目を瞑ったままにそれを感じ、ひどく、安心した。
透きとおった、夜の底。(8)を読む。
窓のカーテンの隙間から、月光が差し込んでいる。
月も、だいぶん、傾いたことだろう。
やつのにやにや笑いが、思い出される。
部屋の中に充満した気配が、なかなか消えない。
やつが帰ったあとは、いつもこうだ。
軽く苛立ち、思考を強制的に遮断する。
天井を見る。
そのまま目を瞑り、天井の上の、屋根の向こうの、遥か遠く、星空を想った。
天球に散りばめられた星たちは、各々、音楽を奏でる。
それは、人が、決して聴くことのできない音楽。
ベッドに沈む。
身体の感覚を切り。
次第に境界線がなくなっていく。
私は、両腕を広げ、真っ直ぐに堕ちる。
透明となった、空に。
堕ちる。
堕ちていく。
風圧が。
手足の自由を、冷たく奪う。
ぐんぐん加速。
やがて。
大気圏を、突き、抜ける。
…………。
覚醒。
気が付くと、辺りは無音だった。
右手に地球。
目の前には、月。
私は月へと引き寄せられる。
月は近づくに連れて小さく、小さくなり。
手が触れる。
私は、その球体に腕を回し、頬を寄せ、目を閉じた。
ああ、私の……。
いつの間にか、その表面は、全てのものの浸入を拒む滑らかな鏡となった。
私は目を瞑ったままにそれを感じ、ひどく、安心した。
透きとおった、夜の底。(8)を読む。





こんばんは。
持ち味を発揮されていますね。
詩的な文章に感心しちゃいました。
ちょっぴり嫉妬も。
この気持ちをファブィで表現したいと思います。
ファァブィイイッ……!
おお、何か書いてみたら
ちょっぴりどころじゃない感じです。
素敵な文章が書けるのが羨ましいです。
詩的な文章=手抜き文章……(笑)
これも、なんか、昨日の今日ですが書き直したい衝動が。
もう少し、全体像が見えてからでもいいか、と我慢我慢。
ファブィに怨念が感じられますね……。
でも、なんか、ゴンザレスさんのおかげで何かが充電された気がしますよ!
何かが(笑)
モードチェンジですね。
この前と後の話をつなげた時にどんな感じになるか、楽しみにしてます。
ファブイ。
こんばんは。
手抜きでこんなに読み手を惹きつけられないですよ。続きが読みたいブログです。
いろんな人のいろんなコメントから、何か充電できることを祈っています。
ファァアァブブィィィィイイィィィ!! 笑
>銀河系一朗 さん
コメント、ありがとうございます。
楽しみにしている、と言われると、もちろんかなり嬉しいのですが、……少しのプレッシャーが(笑)
どうせ、能力以上のものは書けないので、まぁ、適当にがんばりますよ〜。
ファブィ、さんくすです。
>たろすけ(すけピン) さん
わ、また、なんかきた!
何かが、充電されましたよ。何かが(笑)
しかし、なんか、いろいろ、ありがとうございます。
身体は疲れ気味ですが、元気が出ました。
ファブィのおかげでしょうか……(笑)