白い月という球に

思うまま、わがままに。適当に書き連ねる、つくりものたち。 コメント・トラックバック歓迎です♪

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ちょびちょび飲んでいたココアも、なくなってしまった。

少し物足りない気持ちで、カップを床に置く。
窓の外に視線を戻す。
と、そこに。


月を背景に。

窓の向こう。

ベランダの手すりの上。

すっと立つ。
帽子を被った、細身のシルエット……。




「!」

声を上げるより先に、体が動いた。
私は、部屋とベランダとを隔てるべく、ガラス戸を閉める。

が、男が素早くねじ込んだ右足が、それを阻む。
ガラス戸の内側と外側で、しばし無言の戦い。

……ご近所の迷惑にならないよう、無言なのだ。




ほどなくして、勝敗が決まる。
毎度のことながら、、私の負け。
その男を部屋に招き入れる結果となった。

不本意ながら。




「……先輩、いい加減にしないと、警察呼びますよ?」
私は肩で息をしながら、男をにらんだ。







透きとおった、空の底。(3)を読む。



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テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学
コメント

こんばんは。
気がついたら、連作やっていたんで驚きました。笑

もみじさんらしい文章ですね。
私みたいにだらだら書かないで、
短い言葉で状況を読者に理解させる。
改行の使い方も、相変わらずお上手。

続きも気になります。読ませてもらいますね。(^^;)ゞ
2007/10/17(水) 23:52:38 | URL | たろすけ(すけピン) #rFJbKIhU[ 編集]

一気に展開が面白くなってきたw
ドキドキ

なんか、こういうやりとりって憧れるなぁ。
女の子の家に侵入みたいなさ。

2007/10/18(木) 03:15:20 | URL | 見習猫シンΨ #ap6q.jK2[ 編集]

>たろすけ(すけピン)さん
こんばんはー。
そう、気が付いたら、連作やってました(笑)
正直、全然、先が読めない……。
読んでいただけたら、幸い。

>見習猫シンψさん
いやいやいや。
一歩間違えば、犯罪ですから(笑)
何はともあれ、二話目でやっと、物語が始まった感が。
どうなることやら。

2007/10/18(木) 19:55:10 | URL | もみじ #KKhd1Ueo[ 編集]
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