白い月という球に

思うまま、わがままに。適当に書き連ねる、つくりものたち。 コメント・トラックバック歓迎です♪

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窓に映ったつり皮は、規則正しく揺れる。
窓に映った私は、つまらなそうに口を結ぶ。

真夜中、空っぽのその箱がひっそりと息を殺している姿を思うと、私は切なくて。
どうしようもなく切なくて、呼吸を止める。
そうして、ものになろうとする。

地下鉄には、朝が来ない。
夜だけ。
ただ夜だけが、永遠に続く。

私にとっての真夜中は、彼らにとってはただの夜で、
それは永遠のうちの一瞬でしかないのだろう。
空っぽでじっとしていることすら、彼らにとっては繰り返される日常の一部に過ぎないのだ。

唐突に吐き出された私は、あてもなく夜の街をさまよう。



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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学
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