白い月という球に

思うまま、わがままに。適当に書き連ねる、つくりものたち。 コメント・トラックバック歓迎です♪

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
どこにも行きたくないのなら、ここにいればいい。
ここにいたくないのなら、どこへでも行けばいい。

「自分が、嫌なんだ」

それなら死ねばいい。
死ぬのが嫌なら、変わればいい。
変わるのが嫌なら、忘れてしまえばいい。

全部、忘れて。
何も考えずに、生きればいい。

「自分が、可愛いんだ。どんなに歪んでひしゃげていても。自分が可愛いから、人には見せてあげないんだ。大事に、大事にして」

誰にも見られることなく、知られることなく、消えるように死ぬ。

「無償の愛に憧れるんだ。ああ、誰かが僕を愛してくれるなら」

かつて満たされなかったコップは、美化され崇められ、アイデンティティに絡み付いて離れない。
否定したら、全てが壊れ、砕け散る。

崩壊。

「なぜ、僕はこんなに苦しまなければいけない? なぜ、僕は幸せになれない?」

幸せそうにしてる人を、単純で愚かだとせせら笑うくせに。
苦しむのが、アイデンティティ。
人とは違うと思い込む、アイデンティティ。


大丈夫、結局、君は自給自足で生きていけるんだから。





スポンサーサイト
テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学
コメント
コメントする
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
http://sekainoiro.blog114.fc2.com/tb.php/22-786be12a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。