白い月という球に

思うまま、わがままに。適当に書き連ねる、つくりものたち。 コメント・トラックバック歓迎です♪

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絶望の深さに魅せられて、私はにっこりと微笑む。
生きてるんだ、って思った。

*

子供の頃、近所の男の子とした鬼ごっこみたい。
蛇行しながら全速力で、でも鬼に捕まってしまう、その前の引き伸ばされた一瞬。
どうしようもない、という諦めの中にきらりと光る甘美な予感。

私は気付いてる。
鬼に拘束されたい、と願う自分の存在に、本当は気付いてる。
希求。
狂おしいほどに。
私は。
その姿を思い描き、何度も何度も。
思い描いて。
私は。

否定から始まる命だってあるの。
人は皆、愛されながら生まれて来ただなんて、
そんなこと本当は信じてないんでしょう?

でも、ほら、彼らは私たちを待ってる。
優しく目を細めて、手招きしてる。
胸の温かさを、私は知る。
この涙の温かさを、私は初めて。

ありがとう、と。
生まれてきたことに感謝を。
心はこんなに澄み切って。
今だったら、「私」の意味もわかる気がするの。

*

「絶望」は鋭くなりきれない人が名付けた、行き止まり。
その壁を壊した向こうに何があるのか、
君は知ってる?



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テーマ:詩・想 - ジャンル:小説・文学
心を刻んで、流れ出た血が、物語となる。

結局、心に負荷をかけないと物語は生まれないのかもしれない。
そんなことを思った。



テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学
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読んだ。
大河ドラマみたい、ってちょっと思った。



テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック
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なんとなく買って読んでみた。
夜読んだら、怖かった。

小野不由美は『十二国記』の最初の方で挫折した思い出が……。暗かった。
学生時代のことなので、今読んだらまた違うのかもしれませんが。

藤崎竜の絵は好き。
ずっと見ていたくなる。



テーマ:漫画の感想 - ジャンル:アニメ・コミック
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普通の人には見えない少女と、その少女が見える男の子のお話。
機械を通さないと、少女の方からも周りの人が見えない、というのが面白い設定だと思う。

あらすじすら見ずに買ったけれど、私的に当たりでした。
ぶつ切りな文章は御愛嬌。ラノベだしー。



テーマ:読書感想 - ジャンル:本・雑誌
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短編と、エッセイと。

もしかしたら、初アシモフかもしれない。
違うかもしれない。

これを読んでると、普通に小説を書けるような気がしてくるから、不思議(笑)


テーマ:読書感想 - ジャンル:本・雑誌
いのちのパレードいのちのパレード
(2007/12/14)
恩田 陸

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短編集。

実験的。
「SUGOROKU」が好きかも。

読んでて、苦労したんだろうな、っていうのが
そこはかとなく感じ取れる……。



テーマ:読書感想 - ジャンル:本・雑誌
木洩れ日に泳ぐ魚木洩れ日に泳ぐ魚
(2007/07)
恩田 陸

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「たがいに触手を伸ばしあうような」関係。
女の醜さ、ね。

恩田陸、こういうの好きだよなー。
これはこれで良いんだろうけど、
作中の人物に直接語らせるんじゃなくて、ストーリーで見せてほしい、とも思う。

私も、普段からまわりに触手を伸ばしまくってるので(もちろん比喩です)、
「うーん」という感じです(笑)



テーマ:読書感想 - ジャンル:本・雑誌
二泊三日のキャンプ、一泊二日の温泉旅行、山道ドライブ、
それから、本とDVDに夏休みが消えました。
明日から会社です。

メモ
・『木漏れ日に泳ぐ魚』恩田陸
・『いのちのパレード』恩田陸
・『ゴールド』アイザック・アシモフ
・『エアポート』
・『BLOOD』
・『アース』
・『銀色ふわり』有沢まみず


テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学
模倣犯模倣犯
(2002/12/21)
中居正広

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後味、悪っ!

宮部みゆきは一冊ぐらいしか読んだことないけど、
たぶん今の私には合わないんだろうな、と思う。

でも面白かった。
頭が良くて、ちゃんと自分の立ち位置を分かってる人は好きだ。

「正義」なんて多数決の暴力だけど、
少数派に生まれたからにはそれなりに立ち回らなければ。

……もし、ここで生きていきたいなら、の話なのだけれど。


テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画
缶ジュースの鮮やかな刹那性と、ペットボトルのだらだら感について。
缶ジュースはその場で飲まなきゃだからねー。
一瞬を切り取る感じ。
その点、ペットボトルは絵的に美しくないね。


ピストルをこめかみに当ててロシアンルーレット!ってあるじゃないですか。
あれ、よくよく考えてみると、面白いなー、って。
弾が出なかったら、そのあとも「あー良かった」と、そのまま人生が続く。

じゃあ、弾が出たら?
死にますね。外から見たら、そういうことになる。
でも、本人から見たらどうなんだろうな、って。

一瞬だから死んだってことも認識できない。
というか、そもそも死後の世界を知らないので、もしかしたら「そのあとも「あー良かった」と、そのまま人生が続く」夢を見ることになるのかもしれないわけで。
もしそうだとしたら、わかんないな、って思った。
自分が死んだかどうか、わからん。

と、ここまで書いたところで、別にロシアンルーレットに限ったことじゃないか、ということに気付きました。。。
普段もそうだよなー。
私は、本当に生きてるんだろうか?


また、なんか、どうでもいいこと書いたなー。




テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学
スクラップ・ヘブンスクラップ・ヘブン
(2006/03/24)
加瀬亮

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一線を越えてしまったら、世界はもう元通りにはならない。
予定調和。
結末はわかってる。

それでも、諦めきれずに愛を探すんだ。


テーマ:映画 - ジャンル:映画
虹の女神 Rainbow Song虹の女神 Rainbow Song
(2007/04/27)
市原隼人

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大学時代の映研のところが良かった。
何回か泣いてしまった。

が、細切れ感は否めない。
私好みでない。

……素材は好きなんだけどなぁ。
私だったら、もう少し頑張る。けど。
あおいが作った映画とか、さ。

これはこれで良いのかなぁ。


テーマ:映画 - ジャンル:映画
しなないさかなは、きもちわるい。

十子(とおこ)は小学校から帰ると真っ直ぐに金魚鉢の前へ向かう。
金魚鉢は畳の上に直に置いてあり、十子はうつ伏せになって両肘で頭を支えながら金魚鉢を眺める。
そうして、夕ご飯の時間に母親に呼ばれるまで、じいっと、金魚を見つめているのだ。
この間の夏祭りで十子がすくった二匹の金魚。
水の中を涼しげにゆったりと舞う。
十子は毎日その金魚の死だけを、ただ待ち望む。

「死なない魚は、気持ち悪い」
十子は言う、お祭りの金魚は死ななければならない、と。
「そうじゃなきゃ、落ち着かないの。お祭りがまだ続いてるみたいで、落ち着かない。怖いの、何かがわたしを迎えに来るような気がして」
こんなところにいる魚は死んでいなくてはならない、と十子は二匹の金魚を見つめながら言う。

周りの大人から神童と呼ばれ、たくさんの人間の生々しい視線にさらされている十子は、それでも毅然として綻びなく日々の生活を送っている。
愚かにならず、周りの人間に対して媚を売ることなく、ただ彼女にあらかじめ組み込まれたペースで彼女は生きる。
田舎の小さな町だ。
夏祭りで十子は他の子供と同じようにヨーヨー釣りを、わたあめをねだる。
毎年、祭りから家に戻った瞬間に、興味を失われ放っておかれるそれらの品々のすべてを僕が回収することになる。
彼女は金魚が死ぬのを静かに待っている。

(彼女は自分がこの町を出ていく日を静かに予感している。)

十子は毎日午後六時きっかり、金魚にえさを与える。
「ご飯をあげないのはだめ。ご飯をあげてても、死ななくちゃいけない。確かにこれは水だよ、でもこんな少しなのは水じゃないの。たくさんなきゃ水じゃないの。だからこんな少しの水で満足してちゃだめなんだ」
……満足しないで、死ぬべき?
十子は大きく頷く。

ある日、金魚が一匹、死んだ。
十子は泣いた。
金魚鉢の中にひとつまみの悲しみもない、と泣いた。
過度に潔癖で、単純化されたその世界の中で、死は何の意味も持たなかった。
一匹になった金魚は、二匹でいたときよりもずっとずっと、自由に世界を舞う。

死なない魚は、気持ち悪い。
でも、わたしは、この世界を生きていかなくてはならないの。





テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学
君に届け 7 (7) (マーガレットコミックス)君に届け 7 (7) (マーガレットコミックス)
(2008/07/25)
椎名 軽穂

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本屋に行ったら新刊が出てました。
爽子誕生日編。

相変わらず、相変わらず(笑)

私は男女ともに優しい人が大好きなので、
優しい人には極力優しく……してるかどうかはケースによりますが、
とりあえず気を使って生活してます。

なんだかんだで、この作品も優しい人ばっかだなぁ、って。


テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック
人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫 た 1-2)人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫 た 1-2)
(2007/12/19)
田中 ロミオ

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この巻も良かった。
面白い。

多分、多くの物語で、主人公は「選ぶ」し、「選ばれる」。
多くの場合、その過程で彼または彼女は多大な犠牲を払うことになる。
……私は本当は何も失ってほしくない。
失わなければ前に進むことができないなんて、そんなの守り切れなかった者の言い訳なんだと思う。

って、何だろう、またあまり関係ないようなことを書いてしまったけれど、
今のところこの作品の主人公には「失わない」安心感がある。

どうかこのままゆるゆると……。


テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌
アビスゲート 1 (1) (富士見ファンタジア文庫 20-56)アビスゲート 1 (1) (富士見ファンタジア文庫 20-56)
(2007/10)
神坂 一

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同年代の多くの人と同じように、私にとっても神坂一の『スレイヤーズ』は特別な作品だ。
小説の再読は滅多にしないんだけど、『スレイヤーズ』は例外。

だから、たぶん、この人が書いた作品を単体で評価することはこれから先、一生不可能なんじゃないかと思う。
二巻も読みます。


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ご無沙汰しております。
不定期更新が標準仕様なのであります。

リアルでリレー小説を抱えていたので、そっちを優先していました。
50話を超えていて、読み返すのに骨が折れた……。

が、やっぱり、面白いなぁ、と。自画自賛ちっくですが(笑)
2003年の黄金時代に始まったリレーなのですが、いろいろあってお休みしてて今年度に入って復活したんですよ。
確かに、リレーじゃなきゃあの話はできなかった。
なんだかんだで自己主張の激しい人たちだったので、一話一話担当者の個性が出てて読んでて飽きない。
みんな、毎回ベストを尽くしてましたね。
ごはん食べながら、ああだこうだ語り合って。ここはこうしたいんだけど、と裏取引が行われたり。
楽しかったな。

今思うと、恵まれてた、のですよ。
小説書く環境として、恵まれていた。
作品に関して、顔と顔を合わせて直にやりとりできるっていうのは、本当に励みになった。
読む人のレベルもちゃんと分ってるし。

昔が良かったなんて、言うつもりはないです。
隙あれば、今だってリアルで文芸コミュ作りたいと思ってるし。
本腰入れれば、ネット上でだってやれることはたくさんある。

ただ、あの頃の私は書かざるを得なかった。
果たして、今の私はどうなんだろう、と思うわけです。
……多分きっと、書かなくても生きていける。
あの頃望んだたくさんのものを、私は手に入れたから。

うん、でも、もっとたくさんのものを手に入れたいと思うなら、私はやっぱり書かざるを得ないんだろう。
私は満たされないから。

最近、中原中也の詩集を読んでて、ふむ、と思いました。
なんか、近い。
同じことを考えてる人がいるんだ、って、それはとても心強いことだ。

感覚を研ぎ澄まして、言葉をぎりぎりまで尖らせて。詩は良いね。
そして、ストーリーで響かせる小説も良い。
詩とか、小説とか、そういう外からの分類はあまり気にしなくていいかも、とも思った。
私は私の書きたいものを書く。
別に人に認めてもらわなくても良い。
ひとりで完結させられる、っていうのがとても素敵。
私は私のために書く。



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