白い月という球に

思うまま、わがままに。適当に書き連ねる、つくりものたち。 コメント・トラックバック歓迎です♪

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なんとなく、つまらなくてもいいから小説書こうかなって気分になってきました。
ちゃんと、プロット(?)書いてさ。
起承転結があるやつ!

よし、考えてみよう。
一応テーマは既にあるのです。
『マグカップが光る話』

いや、夜中ベッドに寝転がって眠れないなぁ、とかうだうだ考えてる時に、主人公はマグカップが光ってることに気づくわけですよ。
緑茶を飲んでテーブルに放置してたマグカップが光っているのです。
ピッカー、って感じじゃなくて、じんわりと。
じんわり、周期的に明滅を繰り返しているのです。

主人公は不思議だなぁ、と思いつつも、頭が半分寝てたので深く考えることもなく、その日はそのまま眠りに落ちる。
何か、夢を見ます。
翌朝、目が覚めて、主人公はマグカップのことは思い出さないまま、一日の生活をスタートさせる。

その夜、再び光るマグカップ。
そういえば昨日も光ってた、と思いだした主人公はそのマグカップをそっと手にとります。
マグカップは、主人公の手に、少し温かかった。
主人公は、そのマグカップの昔の持ち主に思いを馳せます。

「じゃ、これもらっていくね」
かつての恋人は出て部屋を行く日に、揃いのマグカップの片割れ、主人公専用のほうを持ち去ります。
「君のこと、忘れてしまわないように」
とても忘れっぽい恋人にとって、主人公のマグカップは外部記憶装置だったのでしょう。
恋人がいなくなった部屋に残された、恋人のマグカップ。
主人公は、戸棚の奥へ奥へとしまいこみます。
何も思い出さないように。
恋人との思い出がそこから漏れ出してこないように。
やがて時がたち、いろいろなものがあるべきところに収まった頃、主人公はそのマグカップを使い始めたのです。

かつての恋人が好きだったほうじ茶を丁寧にたっぷりと淹れ、ベランダに出る主人公。
ぼんやりと光るマグカップ。
見えない星を探すように、一心不乱に夜空に目を凝らし、でも何も見つけることができずに。
かつての恋人も今この瞬間に空を見上げているんだろう、という不確かな確信を胸に抱きつつ、END。


うーん、とりあえず書いてみたけれど、恋人との思い出を少し具体的に描く必要ありだな。
恋人のキャラクターも必要。
主人公の今の生活の様子もそれなりに。
回想好きだから、放っておくと回想の比率が高くなっちゃうし、現在の軸で流れるストーリーもきちんと考えるべき。

よし、今日はこの辺で。
続くかは、わかりませんが(笑)




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テーマ:物書きのひとりごと - ジャンル:小説・文学
なんか、あんまり更新しないのもよろしくないので。
今日の創作メモ、公開。

私は日記を書いてるのですが、
思いついたことや気になった言葉やイラストとかも日記と区別せずに書き込んでいくので、
他の人が見たらいろいろ微妙な気分になるかもです……(笑)

で、その日記じゃない部分だけ、ちょっと書き出してみます。




だれだって、ハッピーエンドに向かう途中なのだ。
どこで死ぬかの違いだけ。

たたみの部屋。
汗で肌がくっつく。
あとがつく。
せんぷうき。
タオルケットのごわごわ。
あの雲の向こうまで
開いた目。
横になった景色。
風鈴。
庭の緑。
顔にかかる髪。
はりつく髪。
あのころは今よりずっと長くて。
プールのぬれた体の重さ。

美術部の部室の前に
たてかけられた自画像。

髪の重さを、私はしばらくの間
忘れていた。

過ぎ去る電車、その中の
私と目が合う。

眠ってるときの自分は
他人の方が知っている。

どうしてこの心は
他人の痛みや悲しみ
ばかりに共鳴するのか。
喜びより重要度が高い?

ひとりになりすぎた。




こんな感じ。
この中で、自分的に気になるのは、
「プール」「髪の重さ」「美術部の自画像」あとは「夏の畳の部屋」かな。

これを見てると、なんとなく、昔は髪が長かったっていう女の子を主人公に置きたくなる。
今は、すごい短いのね。
昔っていつだろう、小学生ぐらい?
小学生の時は、夏休みによくプールに通ってたな……。
そこで、何かあった?
髪型は、一本のみつあみ。

自画像……油絵かな。
ってことは、高校?
その自画像の女の子は、両目を閉じている。
眠ってる?
もしかして、自画像じゃないのかな?
だれが書いた?
だれが書いたのか分からないのか。
その絵は、知らないうちに美術室に放置されていた。
「この人は、私の知らない私を知っている」

畳の部屋。
首を振る、扇風機。
うたたね。
「髪が長かったころの夢を見たの」
そうだ、油絵の中の女の子は髪が長かった。


……といつもこんな感じで、お話を作っていきます。
要は、適当。
うむ。

この続きを考えたい方がいらっしゃったら、ご自由にどうぞ。(やる気なし(笑))



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『地球最後の一日。』を小説風味にバージョンアップさせました。
久しぶりにまじめに書いた気がする……。
ちゃんと終わらせるのって、やっぱ大事だなぁと思ったり。
気が向いたら、更なるバージョンアップを。

一字下げ、うまくいってないかも。すみません。

******

『地球最後の一日』


 太陽が海の向こうから、ゆっくりと顔を出す。
 裏山に登って朝日を見るのなんて何年ぶりだろう。小学生の頃は何かある度にいつも裏山のてっぺんまで登って下に広がる町並みを眺めたものだ。夏休みは毎日と言っていいほど裏山で夜明けを迎えた。
 ――なんだか、お日様が僕のためだけに昇って来てくれるような気がしたから。
 繋いだ右手に力を込める。ぎゅっと握り返される。
 僕たちは無言で、新しい太陽を、きらきら光る海を、生まれ育った町を、息を止めて見つめた。
「綺麗ね……」
 彼女の言葉に僕はただ頷く。ああ、世界はこんなにも喜びに満ちている。
「ありがとう」
 凛とした声。彼女は僕に微笑む。僕も負けじと笑い返す。服が汚れるのも構わず二人して地面に寝転がり空を仰ぐ。
 泣くかと思ったのに。悲しいかと思ったのに。
 今、僕らはこんなにも満ち足りている。僕たちは、麻痺してしまった? 深い絶望に、頭の線が一本切れたのかもしれなかった。でも、今の僕らにとっては、そんなことどうでも良かった。
 空の高いところに白い月がぽっかりと浮かぶ。手を伸ばす。僕たちの足では決して届かない、その遠さを思った。

 今日、地球は滅びるらしい。



 気づいたときにはもう手遅れだった、と科学者は言った。
 その発表はちょうどひと月前、全世界に生放送された。
 今でも覚えている。僕は久しぶりに大学時代の友人の家で飲んでいた。サッカーの試合の途中だった。一緒に飲んでいた奴がニヤニヤしながら僕の顔を見る。でも、その瞳は微かな不安に揺れて。
「この地球上の誰も、予測することができなかった。――地球は、ひと月後に滅亡します。それを避ける術を、今の人類は持ち合わせていない」
 僕たちは無言だった。
 僕はぐるぐると混乱した頭で、ただ、サッカーの試合の行方を気にしていた。きっと、他の奴らも同じようなものだったろう。そこには、現実感というものが全くなかった。欠如していた。
 テレビ画面の向こう、他の人が皆どうしようもなく悲痛な面持ちをしている中、最初に発表をした科学者だけは終始静かに微笑んでいた。
 友人の家からどう帰ったのか、僕は覚えていない。ただ、時間が経つほどに増していくリアリティが僕らを押し潰していった。僕らは酒をあおった。

 その放送の後、例の科学者はメディアに散々、不謹慎だとかで叩かれていたけれど、今の僕は彼の気持ちがなんとなく分かる。僕も大学時代は科学に身を捧げていた人間だから。
 この世界の真理を追求したい彼は、同時にこの世界に圧倒されたいと思っている。決して自分にはかなわない、と思い知らせてほしいと思っている……。
 あの発表のあった直後こそ、殺人やら強盗やらいろいろ起こったけれど、『その日』が近付くにつれて世界は平穏を取り戻していった。きっと、科学者だけじゃない、世界中の人々が世界に抱かれている感覚、神様が見てくれているという感覚を覚えていたのだろう。
 科学信仰は終わりを告げ、人々は言葉にできない、見逃してきた多くのものに価値を見出し始めた。



 僕はというと、多くの人の例にもれず発表直後にはかなり荒れた。いろんな人に当たり散らす毎日。会社の上司に向かって「死ね」と言ったこともある。
 死にたくなくて、死ぬのが怖くて、布団の中で泣いて、約束されていたはずの未来を思い描いては絶望に打ちのめされ、やり場のない怒りに拳を震わせた。浴びるほど酒を飲んだ。
 でも、ふとした瞬間に、思い出したのだ。
 小学生だった頃の僕を。かつて、確かに存在した僕を。ここではない、どこかに焦がれていた僕を。

「もしも、あと一年の命だったら、きっとそのまま普通に生活するだろうな」
「もしも、あと三ヵ月の命だったら、お年玉の貯金を使って欲しいおもちゃを好きなだけ買おう……」
「もしも、あと一日の命だったら……」
 あの頃の僕はいつだって、空想の翼をはばたかせて現実を見ないようにしていた。それは無意識だったけど、無意識だったからこそ、すぐ隣にあった死線に引っ張られることもなかった。
 あの頃の僕には、繰り返していく灰色の日々が永遠に続いていくように思われたんだ。逃げ道なんてなかった。ただ、周りの何もかもが僕への興味をなくしてどこかに行ってくれればいいのに、ってそればかりを考えた。
 明日が来ないようにと祈りながら眠りにつく毎日。自分が大人になる日が来るなんて、想像もつかなかったんだ。

 今、ここに子供の頃の僕がいたら、この状況に間違いなく目を輝かせていたことだろう。周りの大人たちに「ほんと? ほんと?」と聞いて回ってうるさがられただろう。
 それに対して、今の自分はどうだ? 死にたくない、死にたくない、ってまるで子供みたいに駄々をこねて。精神年齢、下がったんじゃないか? あの頃の僕に笑われるぞ。
 ――でも、ああそうか、って。
 呆れたのと同時に思ったんだ、ああそうか、ぼくは幸せになったんだ、って。死にたくないと思うぐらい、幸せに。
 その瞬間、世界は色を取り戻した。むしろ、前より鮮やかなくらいだった。
 僕は笑いながら泣いた。



 昇り切った太陽が、じりじりと僕らを焼く。
 繋いだ手は汗ばんで、もはやどちらの汗かなんて区別もつかない。半袖の腕にくっついた砂だって、もう僕の一部かも知れなくて。
 地球は、回る。
 彼女が僕の頬をつつく。僕もつつき返す。僕たちは笑いながら転げ回る。きっと頭の線はすでに何本も切れているんだろう。手遅れだ。だからなんだって言うんだ。
 終わりがあるからこその、幸せを。

 久しぶりに連絡を取った母親は苦笑して、なんとか用意しておくから帰ってくれば、と小さく言った。声が震えていたことには気づかないふりをしよう。どんな顔をして迎えてくれるんだろう。
「もしも、あと一日の命だったら……、桃の缶詰を百個食べたいです!」
 どこかで、僕が笑った気がした。













テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学
たとえば、世界が無数にあるとしてたとえば、世界が無数にあるとして
(2007/12/11)
生田 紗代

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高校時代、一緒の時間を過ごした4人、ひとりひとりのお話。
友達でもなく、でも他人でもなかった。

好きな感じだった。
でも、なんだろう、この閉じた感覚。


テーマ:図書館で借りた本 - ジャンル:本・雑誌
零崎曲識の人間人間 (講談社ノベルス ニJ- 21)零崎曲識の人間人間 (講談社ノベルス ニJ- 21)
(2008/03)
西尾 維新

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西尾維新はやっぱり、一人称の人だと個人的には思う。
恋ってなんだろう。

人が人に対して執着するってどういうことだろう、っていうのは最近のトピックの一つ。


テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌
中庭の出来事中庭の出来事
(2006/11/29)
恩田 陸

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ラストが恩田陸っぽい(笑)

演じるって、小説書く人の得意技かな、ってちょっと思う。
他の人はどうか知らないけれど、私は演じるってことに対して、
かなりの経験を積んできたように思う。


テーマ:図書館で借りた本 - ジャンル:本・雑誌
朝日のようにさわやかに朝日のようにさわやかに
(2007/03)
恩田 陸

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短編集です。

恩田陸の小説は面白いけど、登場人物とは友達になれないかもな、ってちょっと思った。
タイプ的に。


テーマ:図書館で借りた本 - ジャンル:本・雑誌
小さい頃から、もしものことを考えるのが好きだった。

「もしも、あと一年の命だったら、きっとそのまま普通に生活するだろうな」
「もしも、あと三ヵ月の命だったら、お年玉の貯金を使って欲しいおもちゃを好きなだけ買おう」
いつも、ここではないどこかを夢想しているような子供だった。

どうやら、明日、地球は滅びるらしい。
それは、避けることのできない事実であるらしい。

今、ここに、子供の頃の僕がいたら、それを聞いて間違いなく目を輝かせたことだろう。
周りの大人たちに、「ほんと? ほんと?」と聞いて回ってうるさがられただろう。

あの頃の僕には、繰り返していく灰色の日々が永遠に続いていくように思われたんだ。
逃げ道なんてなかった。
ただ、周りの何もかもが僕に興味を無くして、どこかに行ってくれればいいのに、ってそればかりを考えていた。
明日が来ないようにと祈りながら眠りに就く毎日。
自分が大人になる日が来るなんて、想像もつかなかったんだ。

でも、今の僕は、ちょっと複雑な心境。
ああ、子供の頃のことなんて、ずっと忘れていたのに。
僕は今、死にたくない死にたくない、って本気で思っている……。

もう、仕事はめちゃくちゃ大変だし、彼女はわがままだし、両親は早く孫の顔が見たいってうるさいし。
でも、ああそうか、僕は幸せになったんだ、って。

そんなこと、考えたこともなかった。

「もしも、あと一日の命だったら……、桃の缶詰を百個食べたいです!」
どこかで、僕が笑った気がした。





*****
『みんなで、物語を紡ごう!』コミュのトピック用にでっち上げたものを、
こっちにも同時掲載(笑)
自分でお金を稼ぐようになったのに、まだまだ桃缶は特別です……。
ハードカバーも、なかなか買えない。
テーマ:ショート・ストーリー - ジャンル:小説・文学
一瞬、何が起こったのか分からなかった。
ただ、「そのとき」が来たのだと思った。

宙に放り出され、私が右手で掴んだのは、桜野の左手。
私たちは、すごいスピードで堕ちて行った。

限りない、夜へと。






桜野と君島の二人は、かなりのペースでアルコールを摂取していた。

サークルの飲み会では決して飲みすぎたりすることのない君島だった。
が、声の調子から、明らかに酔っぱらっているのが分かった。
ひそやかな、声。

私は少し心配になり、そっと下の様子をうかがう。


二人は寄り添っていた。

思わず動きを止めてしまった私の姿を、桜野は。

口元に笑みを浮かべた、そのままで。
見上げる。


やつは、挑発するように目を細め。
そのまま流れるように視線を君島に向ける。

「霧華ちゃん」

君島の耳元で囁き、そのまま耳たぶに口づける。

「零人先輩……」

とろんとした、君島の黒い瞳。
桜野は静かに君島の唇を奪い、そのまま彼女を押し倒す。

君島の髪がつややかに広がった。
思考停止の空白。


桜野は再び口づけ、
触れるか触れないかのそのままの姿勢で、熱っぽく何事かを呟いた。

私は、君島の目が見開かれるのを、見た。


その、瞬間。
いきなりの解放感。


私は、夜に放り出されたのだった。





ひたすら堕ち続けながら、
桜野と繋いだ右手がどうしようもなく熱くて。

私はただただ、夜の底を真っ直ぐに見つめていた。







つづく
テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学
というわけで、今日から快適ネットライフの予定です。
ぼちぼち、復活しようと思っているので、あまり期待しないでお待ちください。


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